検見川レイディオ

廃墟となっている文化遺産・検見川送信所を中心に

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

「建築虎の穴」の筆者・大嶋信道さんに検見川送信所の”虎の巻”を聞きに行く

僕ら「検見川送信所を知る会」のメンバーは先日、「杉並たてもの応援団」のイッシーさんのご紹介で、建築家の大嶋信道さんにお会いしました。今後の活動についてアドバイスをいただくためです。


2000年当時の送信所(イッシーさん提供)

大嶋さんは建築史などで有名な藤森照信さんととも活動をされていた方で、近代建築の保存活動にも尽力をされています。

雑誌「新建築」の連載をまとめた著書「建築虎の穴見聞録」もあります。


建築虎の穴見聞録

この本は「ほぼ日刊イトイ新聞」でも取り上げられています。

お会いする前に、半分まで拝読しましたが、建築士としては気になる建材の工程を見に行くというアクティブな内容。

難しい部分もありましたが、素人にも分かりやすく書かれていて、DIYerとして、いくつか建材(ツインカーボ!)を扱ったこともあるので、親しみを覚えながら読みました。




ツインカーボを使った自作”隠れ家”の屋根

さて、一行は杉並のアトリエにお邪魔しました。建築家のアトリエって、どんなところ?興味ありますよね?

打ちっぱなしのモダンな建物を想像するかもしれませんが、気取りのない一般的な二階建ての建物の二階が仕事場でした。なんだかホッとする空間。天井高の書棚があって、中にはファイルがギッシリ。

場所は人柄を表すと言いますが、大嶋さんもアトリエ同様、気取りのない方でした。

「文化財には登録文化財と国、県、市が指定するものがあります。指定は個人が所有する建物には税金、補助などで金銭的なメリットはありますが、検見川送信所は市所有なのであまり関係ないでしょう。国、自治体が指定するのは未来永劫に渡って、管理していくとステートメント。しかし、指定されると逆に使用が規制もあるので、登録やら指定を求めるというのは考えなくてもいいのではないでしょうか」

建物というのは活かしてこそ意味があるわけですから、利活用まで考えると、指定のことまで考える必要はないのかもしれません。

大嶋さんも同様の説明をされました。保存が目的ではなく、その先だ、と。

地元では、「送信所を高齢者向けの施設、図書館、ホールなどにしては?」といった声が上がっていますが、どれも難しい状況。そのバックグラウンドには、千葉市の借金問題があります。金がなければ、補修もできませんからね。

送信所が現在まで残されたのも同じ理由と思われます。壊すのにも、金がかかるから後回しになってズルズル。しかし、80年前に建てられた送信所は思った以上に頑強で、風雪にも耐えてきたわけです。

<続く>



musenhozon.jpg

日本初の国際放送を行うなど日本の通信に大きな貢献をした近代化遺産・検見川送信所が取り壊しの危機にあります。これを保存、再生できないかを考えるプロジェクトです。

賛同してくださる方は以下のソースを貼り付けてください。
<a href="http://moleskine.air-nifty.com/photos/kemigawamusen/" target="_blank"><img src="http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/47/0000060947/20/img2159e7f1zik6zj.jpeg" width="170" height="60" alt="musenhozon.jpg" border="0"></a>

「検見川送信所を知る会」では仲間を募っています。入会していただける方はこちらのメールフォームから「入会希望」と明記の上、

お名前(ふりがな):
ご住所:〒
電話番号:
メールアドレス:

をお知らせください。

メールマガジン「検見川送信所J1AA通信」を購読していただける方は以下のURLからお申し込みください。
http://www.mag2.com/m/0000246340.html
バックナンバーも読めます。

検見川送信所についてはここで過去記事をまとめています。







去年の日記は?


2006/11/19 隠れ家(工房)作り(26)~木材追加分



スポンサーサイト
  1. 2007/11/19(月) 00:01:00|
  2. 検見川送信所
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<「建築虎の穴」の筆者・大嶋信道さんに検見川送信所の”虎の巻”を聞きに行く その2 | ホーム | 山本直史市議がブログで「検見川送信所を知る会」を紹介>>

コメント

Re:「建築虎の穴」の筆者・大嶋信道さんに検見川送信所の”虎の巻”を聞きに行く(11/19)

利活用の方法を探すのは難しいんですねぇ。



何にしても先立つものがなければ、ということですね。

僕は借金まみれの千葉市から、文科省の指定になれば良いな、と単純に考えていたんですが、

さりとてそうなると、活用の幅が狭められてしまうんですね。こりゃ大きなジレンマですね。

  1. 2007/11/20(火) 07:51:05 |
  2. URL |
  3. まさやん0386 #79D/WHSg
  4. [ 編集]

Re[1]:「建築虎の穴」の筆者・大嶋信道さんに検見川送信所の”虎の巻”を聞きに行く(11/19)

まさやん0386さん

>利活用の方法を探すのは難しいんですねぇ。



難しいとは思いますが、みんなに考えていけばいいのだと思います。



>何にしても先立つものがなければ、ということです>ね。



そうなんですよ。



>僕は借金まみれの千葉市から、文科省の指定になれ>ば良いな、と単純に考えていたんですが、

>さりとてそうなると、活用の幅が狭められてしまう>んですね。こりゃ大きなジレンマですね。



制限というものがどういった種類のことなのか、精査する必要はありますね。その辺はまた調べることにしましょう。
  1. 2007/11/20(火) 09:34:46 |
  2. URL |
  3. 久住浩 #79D/WHSg
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://kemigawaradio.blog17.fc2.com/tb.php/34-b18c9f28
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

クズミコウ

Author:クズミコウ
検見川送信所(千葉市)は1926年竣工。東京、大阪の中央郵便局を手掛けた吉田鉄郎氏が設計。1930年には浜口首相の演説を米英に向け放送。これが日本初の国際放送となりました。しかし、今ではこうした事実が忘れ去られ、現在は廃虚。所有者である千葉市は将来、取り壊すことを決めています。

詳しくは検見川無線送信所について

地元有志と「検見川送信所を知る会」を結成し、建物の価値を広め、利活用を提案する活動を行っています。活動は朝日マイタウン、朝日新聞、千葉テレビ、千都よみうりで紹介されました。

これまでの報道記事

「検見川送信所を知る会」では、メンバーを募集しています。検見川送信所のことを知りたい、残したいと思われる方はぜひ。
詳しくは入会案内をご覧ください。入会は無料です。

検見川送信所に関するメールマガジン「検見川送信所J1AA通信」を発行しています。

メルマガ登録・解除
検見川送信所J1AA通信
バックナンバー
powered by まぐまぐトップページへ

カテゴリー

最近の記事

【オススメ】Moleskine

最近のコメント

月別アーカイブ

楽天SHOP

Amazon人気商品

フリーエリア

最近のトラックバック

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。