検見川レイディオ

廃墟となっている文化遺産・検見川送信所を中心に

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検見川送信所CGムービーとツェッペリン伯号

分離派建築博物館のきくちさんが製作された検見川送信所のCGアート。



竣工当時の姿を再現しているのですが、同時に送信所の未来の姿を描いています。ごらんになった方は吉田鉄郎のモダニズム建築は80年後の今でも十分、「モダニズム」であることに気づくでしょう。

そんな思いを感じて、思わず動画にしてしまったのが以下のものです。

先にYouTubeにてアップしましたが、nifty動画共有サイトにて、再編集版をあげてみました。
こちらは「検見川送信所CG再現~PAST,NOW,FUTURE」と題してみました。



YouTube版との違いは

(1)「検見川送信所を知る会presents」のところに、花園シン氏が撮影、合成した満月と送信所のショットを加えた
(2)国際放送を行った浜口雄幸首相、マクドナルド英首相、フーバー米大統領の顔を重ねたこと
(3)ツェッペリン伯号の資料写真を追加したこと
(4)ラストは告知も主張も入れず、シンプルに終えることにしたこと

きくちさんはパースの中で、さりげなくツェッペリン伯号を点景として加えていますが、僕はこの飛行船がすっかり気に入ってしまいました。




最後の方で俯瞰図が出てきますが、送信所がズームされるところはツェッペリン伯号からの風景をイメージしています。



ツェッペリン伯号は1929年8月19日、突如東京上空に姿を現し、人々を驚かせたそうです。翌日は「ツェッペリンを見たか?」というのが人々の話題になったそうです。

ツェッペリン伯号は全長236m。サンシャイン60とほぼ同じ大きさ。こんなものが空に浮かんでいたら、そりゃ驚くでしょうね。

検見川送信所は、このツェッペリン伯号との交信も行っています。

以下情報は「検見川無線30年史」からのものですが、元ネタは「日本無線史第4巻」のようです。

ツェッペリン伯号は地上と無線連絡を取りながら、日本に飛来した最初の飛行船。、「日本文明の名誉にかけて、同号との速やかなる無線連絡が無線人の願いだった」とあります。

8月17日午後9時半から同40分にかけて、北海道・根室の落石局がシベリア上空にいた同号の無線をキャッチし、交信に成功。ほかの無線局も手柄を争ったようですが、落石局の成功を我がごとのように喜んだそうです。

検見川無線が所属する東京無線局は落石局から遅れること7分、9時37分に飛行船の無線符号を識別したが、落石局のために時間をおき、18日午前1時10分から通信を交換しています。

通信量は
落石局が10,372語
東京局が2,210語だったそうです。

「検見川無線史」では、落石局に通信を譲ったことは「交譲の精神」であったと書いていますが、同時に、交信は失敗だったともあり、微妙な心理をうかがい知ることができます。

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テーマ:建物探訪 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2008/01/21(月) 16:16:35|
  2. 検見川送信所
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<ツェッペリン伯号は検見川上空を飛んだか? | ホーム | 検見川送信所CGムービー>>

コメント

CGがあるってぇことは、3Dデータが在るってことですね。
ラピッドプロトタイピングの技術を使えば
手軽に立体化できますね。多分。
  1. 2008/01/21(月) 21:36:19 |
  2. URL |
  3. しぇるぽ #-
  4. [ 編集]

>しぇるぽさん

>CGがあるってぇことは、3Dデータが在るってことですね。
>ラピッドプロトタイピングの技術を使えば
>手軽に立体化できますね。多分。

住宅用の3Dソフトで間取りを書き、細部はフォトショップで窓など装飾を加えたそうです。
ラピッドプロトタイピングはどの程度のデータが必要なんでしょうか?
  1. 2008/01/22(火) 10:16:43 |
  2. URL |
  3. クズミコウ #-
  4. [ 編集]

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クズミコウ

Author:クズミコウ
検見川送信所(千葉市)は1926年竣工。東京、大阪の中央郵便局を手掛けた吉田鉄郎氏が設計。1930年には浜口首相の演説を米英に向け放送。これが日本初の国際放送となりました。しかし、今ではこうした事実が忘れ去られ、現在は廃虚。所有者である千葉市は将来、取り壊すことを決めています。

詳しくは検見川無線送信所について

地元有志と「検見川送信所を知る会」を結成し、建物の価値を広め、利活用を提案する活動を行っています。活動は朝日マイタウン、朝日新聞、千葉テレビ、千都よみうりで紹介されました。

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